人生最後は直感!という人には濃ゆい経験が必要だ
こんにちは、わかつき(@tsubasa_waka)です。
僕は「人生最後は直感だ」と思っています。考えに考えて迷ったときには「これだ!」というひらめきに頼っています。もちろん、ちょっとした決断をするときにも直感を頼りにすることがよくあります。
てことは、僕がより良い人生を送るためには、直感力を高めた方がいいですよね?
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なぜ突然こんな話を書いたかというと、Facebookのニュースフィードに流れてきたある投稿が読んでインスピレーションが湧いたから。
ライフネット生命の岩瀬さんの投稿ですね。岩瀬さんの書籍「直感を信じる力」のレビュー記事を紹介する2年前の投稿のシェアです。
レビュー記事の内容では直感を信じる力そのものに触れるというよりは、岩瀬さんの「自省する力」について書かれています。
今日は直感力と経験について。
直感力を高めるには
Google先生で「直感力 高める」「直感 磨く」などと検索すると、論文からWEBメディア、個人ブログまでたくさんの記事が出てきます。
中を読むと「瞑想する」「集中する」「リラックスする」「常識を捨てる」などなどいくつかの方法がありますが、僕がピンとくるのは「多くの経験をすること」です。
いくら「直感的に決める!」といっても全く0からモノゴトを決断することはないと思っています。自分では無意識な決断に感じられても、今まで経験してきたストックから自動的に導き出されているのではないでしょうか。
ということは、経験値が多ければ多いほどよいですし、一回の経験が濃い方がより直感力が磨かれますよね。スライム10匹倒すより、はぐれメタル10匹倒した方がレベルアップは早いです。
どのようにして濃い経験をつめば良いのか、考えを整理しました。
経験と経験をつなげること
単純に濃い経験をするには、内容的に濃ゆい・刺激的な経験をすればいいだけです笑。世界一周バックパッカーにいく、なんてのは良い例ですよね。
今回言いたいのはそういうことではなくて、1つの経験をどう濃くしていくかということ。
同じ内容を経験しても、その濃さは人によって大きく差が出ます。
同じように取り組んでいるつもりでもいつの間にか差が出たり。比較ばかりするのは良いことだとは思いませんが、自分の方が一生懸命かつ効率的にやっているのに成果に差が出たり。時間の濃密さが違いますね。
そんな経験の濃さの違いを、ちょっと整理してみました。
単に行動するだけの場合
特に考えもなく取り組んでいるので、ただ単発の経験をするだけです。行動内容(取り組む内容)そのものに経験の濃さが大きく左右されてしまいます。単に何も考えないパターンです。
行動して振り返る場合
いわゆるPDCAを回すというもの。ひとつの行動に対して仮説を持ち、検証して反省し、改善策を出す。単なる遊びなど行動内容によっては仮説なんてないかもしれませんが笑、一つの経験内でしっかりと学びを得ることができると、おのずとその経験は濃いものになります。
ただここで注意したいのは、(応用を意識した)本質的な学びを得られないと、得た学びがその経験や似た内容にのみ最適化してしまう恐れがあるということ。
ある企業内で成績抜群でも転職したらまったく通用しなかった、みたいなことですね。自分の価値観外にある正解に最適化しているイメージです。
ふりかえって得た学びを次に活かす場合
上図のとおりですが、経験と経験を繋げることができる人はひとつの経験を濃いものにしていけます。
さきほど上述した記事に書かれていた岩瀬さんの「自省する力」について。
本書全体を通して感じる岩瀬さんの最大の強みは、このように「自省する力」であるように思えます。すべてを吸収しようとする素直さを出口さんは評しているのかもしれません。新しい経験や知らない人に会った際、そこで揺れ動いた自分の感情をとことん自省して、自らの引き出しに取り込もうとする。ハーバード・ビジネススクールでの経験も、ダボス会議での経験も、だれもがこのような経験をしたら成長するのではなく、経験から感じたことを自省されてこられた著者だからこそ、次々と学びを深めてこられたのでしょう。
引用:http://www.dhbr.net/articles/-/2966?page=2
ひとつの経験で得られた次に活かせる学びを自分の中に蓄積していくことは、自分の判断基準を定めることに繋がり、自分の価値観を形成します。未経験のことに対しても自分の考えをしっかり持てるようになります。
こうした濃い経験の蓄積が、最後の無意識的な直感的判断の精度を高めるのではないでしょうか。
最後に
元々「直感力と経験」をテーマに書いていたんですけど、「成長と経験」の方が内容的にあっていますかね笑。整理しようとしたら散らかって、「経験」というワードがゲシュタルト崩壊しました笑。
それでは!