自分らしく生きるために、計画と実験と反省をする
こんにちは、わかつき(@tsubasa_waka)です。
昨日に引き続き「LIFE SHIFT」に関して。
昨日から読みはじめて今日読み終わりました。昨日のブログでは、2017年から意図的に改善しようと思っていた健康について書きましたが、今日はそれよりもう少し広い話です。
このブログは三浦海岸での移住生活を日記的にゆるゆると書いていこうと思ってはじめましたが(元々書くのは好きでブログ自体は他でやっていました)、毎日ブログ更新するぞプロジェクトをはじめる少し前から、自分の思考を整理するツールとして活用し始めました。
というのも、このブログのタイトル文にも「三浦海岸からより良い生き方について考えるブログ」とあるように、大きく変化する今の御時世の中で、より良い生き方、より良い人生について模索していきたいという考えがあったから。
「LIFE SHIFT」ではそんな自分の考えがスッキリと整理されていた感があります。
自分らしく生きていくこと
「LIFE SHIFT」は、「100年ライフ」と長い人生の中で、自分がどのように生きていくべきかを考えさせてくれる一冊です。
これまでの「教育→仕事→生き方」の3ステージの人生が崩れ、一般的な正解を求める生き方ができなくなります。
「100年ライフ」の時代では自分自身の正解を模索していく必要性、「自分らしい人生」を歩んでいくことがポジティブなニュアンスで説かれています。
少し「LIFE SHIFT」から引用します。
人生のさまざまな時期に時間的ゆとりが増えれば、自分がどういう人間かを探求する機会を得られるのだろうか?それにより、自分が生まれた社会の伝統に従うのではなく、みずからの価値観や希望に沿った生き方ができるようになれば、それ以上の「長寿の贈り物」はおそらくないだろう。
みずからの価値観や希望に沿った生き方をするには、本書にも書かれているように「自分と相性のいいものを見出す資質」が重要になります。
その資質を育み自分らしく生きていくためには、計画と実験と反省が重要とのこと。
具体的に考え、具体的に行動し、具体的に振り返る
そもそも「100年ライフ」の時代では、生き方が多様になり選択が増えることで反省の力は育まれやすくなっていると書かれています。
計画と実験と反省の重要性について、引用します。
計画と準備の重要性が増すのは、個人の選択の幅が広がるからだ。
実験が理由はここにある。昔のように特定のロールモデルに従っていればいい時代ではなくなり、ありうる自己像の選択肢が大きく広がる時代には、実験を通じて、何が自分にとってうまくいくのか、自分がなにを楽しく感じ、なにに価値を見出すのか、なにが自分という人間と共鳴するのかを知る必要があるからだ。
計画と実験と反省、と書くと大仰な感じですが、小さなことでもいいので具体的に考え、具体的に行動し、具体的に振り返ることだと思います。それを繰り返す。
何か目標を立てる際は、具体的に仮説(と行動案)を立てる。行動し終わったあと、何が良くて何がダメなのかを具体的に振り返り、改善していく。
本を読んだり映画をみたら具体的に感想を書き、自分の考えと具体的に何が共感したのかを書く。
美味しい料理について何がどのように自分にとって美味しいのか具体的に考える。
などなど、何事に対しても具体的に考え具体的に振り返ることで、自分自身を知っていくことができるのではないでしょうか。
僕はまさに「習慣化」において、具体的なことの重要性を実感しています。
参考:習慣化において”頑張ろう”という気合いほどあてにならないものはない
最後に
計画と実験と反省の重要性、具体的に考え具体的に行動し具体的に振り返ることの重要性について書きました。
かなり堅苦しくなりましたが、実は「LIFE SHIFT」には簡単に今の自分を見つめ直すことができるマジックワードが書かれています。それは、
「70〜80歳になったときの私は、いま私がくだしている決断を評価するだろうか?」
みなさんも、この年末に上記の質問を自分に問いかけて、ぜひ「自分らしい生き方」について考えてみてください。
それでは!