大好きな地域のことだからこそ、相手に何にも伝わらないことがある
こんにちは、わかつき(@tsubasa_waka)です。
ちきりんさんの記事、「で、どこにあるのよ?」を読んで、かなり共感しました。ふるさと納税に関する各地方自治体が「◯◯県」の都道府県部分が抜いて記載することがよくある、といった内容です。
記事を読んで昔から思っていたことがあったので、今日はそれを書きたいと思います。もちろん特定誰かのことを言っているわけでもなく、全員が全員タイトルのような状況ではありません。
自分の地域が好きすぎて、思いっきり盲目になっていることがある
地域活性が活発な地域を実際にいくつか見たり、様々な関連記事で施策読んだりする中で思うのは、「その地域のことが好きすぎて、相手(その地域以外の人)に伝えきれていない」ことが多いということ。長い間その地域に住み続けていると、どうしてもそうなりがちだと思います。
自分たちがよくわかっている大好きな地域をそのまま伝えたからって、その地域を知らない人には伝わらない。良いと思っているものをそのまま提供するだけでは、その地域を知らない人には響かない。そんな「好きの押し売り」に近いシーン、少なくありません。
鳥取県大山町に移住した友達が、
ウチとソトのバランス。 ウチモノ的視点は、今までずっと大山町に住んでる方が持っています。 ソトモノ的視点は、大山町にふらーっと遊びにくる方が持っています。 (引用元:違いを知るからこそ、本質を見極められる)
というように、少し引いて見る目が必要で、ウチとソトの視点のバランスが重要だと思います。
ちきりんさんが記事内でもいっている「マーケット感覚」を正しく身につけて施策を行う上でも。
別に何も地域活性に限った話ではない
上記の状況、僕が大好きなスポーツの領域でも本当によく見られます。面白いから伝わる、楽しいから伝わると、気合いで突き進んでいるだけのように見えることもあります。
モノゴトの良さを知らない人に伝えるの、簡単じゃありません。
こうやって書くと「何を当たり前のことを」と思う方も多いと思いますが、意外に当事者になると盲目的になってしまいます。僕も同様で、スポーツ科学部でスポーツを学んでいたときは基本的に周りにスポーツ好きな人しかいなかったので、他の学部の人にスポーツのことを語ると少しうざがられていました笑
最後に
思うのは、地域活性でもスポーツでも、自分が大好きなものを(相手のためと思って)伝えようとしている人は、熱くて良い人が多いです。だからこそ、適切な施策をとったらいいのに、PDCAをぐるぐる回したらいいのにともったいなく思うことも多いんです。
好きの押し売り、しちゃっていませんか?
それでは、今日はこの辺でノシ