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地域活性は自分が100歩動くことからはじまる。地域おこし協力隊を1年で卒業した友人に話を聞いてきたよ!

 

こんにちは、わかつき(@tsubasa_waka)です。

 

4月の15日、16日と鳥取県は大山町(だいせんちょう)に移住した、元地域おこし協力隊まーしーこと佐々木正志くん(以下、まーしー)に会いに行ってきました。ここ1年で4回目の大山、我ながらよく言っていると思います笑。

参考:鳥取県大山町にあるシェアハウス「のまど間」に行ってきたよ!

 

東京の友人と一緒に行き大山の魅力を堪能してきたわけですが、今回ブログの新たな試みとして、まーしーにインタビューを実施してきました。いま取り組んでいる地域活性の事業のことやこれからのことなど、地域活性や地方創生というワードに興味がある人にはぜひ読んでいただきたい記事なので、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

 

まずは、まーしーの紹介を軽く。

 

 

新卒入社2年で鳥取県大山町へ

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僕の早稲田大学時代の友人で、東京都は世田谷区出身。

 

新卒入社した広告代理店を2年で辞め、「東京よりも面白いこと、ワクワクすることができるかもしれない」という可能性を感じて、縁もゆかりもなかった鳥取県大山町に地域おこし協力隊として移住

 

広告代理店で働いていた当時、プライベートで関わっていたボランティア活動のプロジェクト記事を検索していたところ、たまたま鳥取県大山町の地域おこし協力隊募集の記事を見かけ、直感で「これだ!」と思いその週の土日で大山町に行ってきたそうです行動が早ええ

 

面接に手続きにあれよあれよと話が進み、「俺、大山町で地域おこし協力隊になるわ」と東京で聞いたときには相当驚きました。

 

 

そして1年後に、「俺、地域おこし協力隊卒業するわ」と言われたときにはもっと驚きました笑。

 

協力隊として活動してちょうど一年。 大山町にきてからは、大山の観光をすこしでも盛り上げられるように、自分にできることは全てをやってやろうという気持ちで常に全力で取り組みました。 朝も昼も夜も関係なく、常に大好きになった大山という場所・ひとと一緒に何が出来るのかをワクワクしながら考えました。 その中で、行き着いた大山の魅力。 それは大山寺でもなければ、海でもない。大山でもなければ芝畑でもない。野菜でもなければ果物でもない。 僕が行き着いた大山の魅力は、日常の中にありました。 言うなれば、暮らし。言うなれば、そこに生きているひとです。 引用:大山町地域起こし協力隊を卒業します。

 

これからは、"大山の暮らし"に触れることができる新しい観光のカタチを目指し、3つの事業を行うとのこと(一部は既にスタート)

①Orange Space:大山の暮らしに触れることができる民泊事業(田舎体験事業)

②Orange Trip:大山に住む人がガイドになる観光プログラム事業

③Orange Box:新鮮な大山の野菜を届ける通販事業

 

 

今回のインタビューでは、②の「Orange Trip」について詳しく聞いてきました。

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地元の人だからこそ知る、天空の世界へ連れて行ってもらいました。

 

地域おこし協力隊になるために大山町に来たんじゃない、東京よりもワクワクする事をやりにきた

 

ーー Facebookやブログで拝見しているけど、引き続き大山町ライフを満喫しているね笑。

 

まーしー:

うん、マジ楽しいよ!ハッピー!!この1年本当にたくさん動き回ったからね!!!大山町いいところでしょ?わかつば(筆者)だってもう4回目じゃん笑

 

 

ーー うん。だからこそ、活動しまくった地域おこし協力隊を1年で卒業したのはびっくりしたよ笑。

 

まーしー:

でしょ笑。でも難しい決断ではなかったよ。

 

 

 

ーー どうして地域おこし協力隊を卒業したの?大変すぎたの?笑

 

まーしー:

いやいやそんなことないよ笑。楽しすぎて動きまわりまくっていたからね笑。それに、これからやろうとしている3つの事業は、実は地域おこし協力隊として活動してきたことと変わりはないんだよね。野菜の通販もテスト的にはじめていたし、観光プログラムも1月からスタートさせていたし。

 

 

ただ、新年度から地域おこし協力隊としてやらなければならない業務が1つ増えることになったんだよね。もちろん3つの事業含むやりたいこともできるんだけど、100%の時間をかけてできなくなる。極端に言うと、週5日はその業務をやって、やりたいことは空いている時間に取り組まなければいけない。

 

無理やりでも地域おこし協力隊に残る方法もあったかもしれないけど、国の税金で成り立っている仕事で、町が協力隊に求める方向性と違う中で、自分がやろうとしていることを押し通してやるわけにもいかないなと思って。

 

 

もし、いまやろうとしていることを大山町が「協力隊としてやってくれ」と言ってくれているなら、別に協力隊を辞めないでそのまま続けていけるじゃん?応援してもらっているから。でもお金にも色があると思っていて、ちゃんと「頑張ってくれ」と思われていただいたお金と、無理やりお金を使うために活動するのは違うし、同じことをしてもお金の色が違うと思ったんだよね。そのまま行動の価値が変わるというか。

 

それならやりたいことが決まっているから、少しずつでも自分のやりたいことを形にする方法を考えに考えた結果、地域おこし協力隊を卒業することを決断したんだ。

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一緒に開催したフレスコボール体験会のときの写真

 

 

ーー なるほど。やりたいことが明確になったから、と。

 

まーしー:

そうそう。別に両立しようと思えば週5で協力隊の業務、週2で自分のやりたい事業とできるんだけど、相乗効果もあるし。ただそれ以上に、自分が大山でやりたいことが人生をかけてやりたいことになっているので、そもそも週何でとかいう概念がないんだよね

 

それだけ自分の中で気持ちができているのに協力隊に残ってしまうと、どこか中途半端になってしまうというか、協力隊の関係者の人にも自分の事業に関わる人にも両方に迷惑をかけてしまうような気がして。

 

 

そもそも地域おこし協力隊に魅力を感じて大山に来たわけじゃなくて、たまたま面白そうなことができる"制度"が地域おこし協力隊であっただけで。俺は東京よりもワクワクすることができると思って大山にきたんだよね。そしては今は、人生をかけて大山で何かできることに魅力を感じているんだよね!

 

 

 

ーー おお!熱い想いが!でも安定収入が得られる地域おこし協力隊を卒業するのは不安じゃない?

 

まーしー:

不安はないかな。今まで協力隊として活動する中で出会った人たちから、ありがたいことに農業のお手伝いや大規模な芝刈り仕事を紹介してもらえているし、野菜をいただいたりごはんをご馳走していただいたりもしている。

 

そういう意味では、この1年ガムシャラに活動した中で、自分が生活していく基盤というか繋がりを作ることができた。とにかく行動しまくったら、ありがたいことにサポートしてくれる人ができた。

 

 

ーー 確かに、どこいっても"まーしー!まーしー!"呼ばれているもんね笑

 

まーしー:

ホントありがたい!!!!!

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この人懐っこい太陽のような笑顔がまーしーの最大の魅力のひとつ。

 

 

"ひと"を中心にしたツーリズム、"Orange Trip"

 

ーー Orange Tripとは、「大山に豊富にある観光資源の魅力を熟知した、大山在住の人がガイドをやる観光プログラム」とのようにお聞きしたけど、これをやろうと思った背景や理由を聞かせてください。

 

まーしー:

まず、大山の観光資源、特に自然に関しては半端ないポテンシャルを持っていて!まずその名の通り「大山」という中国地方随一の山があって、片や日本海にも面していて。海と山の中間には渓谷や高原風景が広がっていて。自然環境だけ見ても、こんなに色んな魅力がコンパクトにギュッと詰まっている地域って大山だけだと思うんだよね!!!車で30分くらいで海と山を行き来できちゃう笑。

 

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昨夏に僕も大山に登りました。

 

 

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日本海も見事なエメラルドグリーン。

 

 

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高原から日本海を望む。海と空のグラデーションが鮮やか。

 

 

ーー 確かに素晴らしい自然!この2日間も色んなところを連れ回していただきました笑。

 

まーしー:

ハッピーだったでしょ?笑。

 

でも、単純に「自然が良い!」ってだけでおしてしまうと、他の地域と変わらないんだよね。日本各地に自然が豊かな地域はたくさんあって、「自然が良い」という表現だけだと置き換えられてしまう。

 

また、そういう観光資源が豊富にある地域は、"エコツーリズム"といって「"自然"の力を最大限活かしたプログラム」をやっているんだよね。「滝の近くをトレッキングしよう」とか「山登りしよう」とか。とにかく自然の力をフル活用している。

 

 

ーー ふむふむ。

 

まーしー:

うん。それももちろん正解のひとつだと思っていて。

 

一方で、そういう自然含む観光資源が少し弱い地域はどういう取り組みをしているんだろうと調べたり自分の足でたずねたりしてみたんだけど。観光資源が弱い地域は、"田舎ツーリズム"とよばれる「"人"のつながりをおしたもの」をやっているんだよね。民泊とかゲストハウスとか。それも魅力的だし、正解のひとつだと思う。

 

 

ーー 人に会いにいく旅行、素敵だよね。では大山は...?

 

まーしー:

さっきも言ったように、大山の観光資源、自然は超一級品。なんだけど、それ以上に大山がすごいなって思うのは、観光資源がたくさんあって、住んでいる人が魅力的に思っているところが個人個人でちがうことなんだよね。富士山が有名な地域で魅力を聞いたら、多くの人が「富士山」って答えると思うんだけど。

 

「大山の魅力ってなんだと思いますか?」って聞くと、「山!」「海!」「野菜!」「フルーツ!」「オオサンショウウオ!」「牛!」「芝!」「水!」「歴史!」「人!」と一人ひとり魅力に思っているところが全然ちがう!笑

 

 

ーー 全然ちがう!!笑

 

まーしー:

笑。しかも、一人ひとりの"魅力を伝えたい"という熱量がすごい!これはホントすごいことだぞと思った。そうやって大山の魅力を伝えたい人がたくさんいるんだから、じゃあその人に直接大山の魅力を伝えるガイドになってもらえばいいんじゃないかと思ったんだよ!

 

それぞれが好きな大山の魅力を、思う存分にガイドしてもらう。"魅力を伝えたい熱量"が半端ない人のガイドだから、間違いなく面白い!しかも、ガイドする大山の自然はトップクラス!つまり、大山の人の魅力と自然の魅力を、両方おすって感じ!

 

他の地域と差別化できると思ったし、大山でしかできない観光プログラムだと思った!大山の魅力に思っている部分が人によってバラバラだからね!笑

 

 

ーー なるほど!元からある豊かな観光資源に、人の魅力をかけ合わせると。

 

まーしー:

そうそう!今はまず小さいところからはじめていて、現地集合&現地解散型の1回2〜3時間の観光プログラムを作っている。旅行の中の行動の選択肢に入れてもらうってイメージで。

 

 

ーー それが参加させてもらった「ヒルソトビール」だよね?

 

まーしー:

そう!大山に住むビアエッセイストの矢野さんと作った、明るい芝の上で様々なビールをテイスティングしようというプログラム。大山の芝、気持よかったでしょ?

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※ヒルソトビールのイベントレポートは、「とっとりずむ」さんの記事をご覧ください。

参考:昼下がりに屋外でビール!大山町・平澤牧場でイベントに参加してきました(とっとりずむ)

 

 

ーー 最高だった!笑。矢野さんが気さくで話しやすい人で、普通に矢野さんと飲みに行きたくなった笑

 

まーしー:

いいね!笑。また矢野さんに会いに大山おいでよ笑。

そうやって大山の自然はもちろん、人にも魅力を感じて欲しいと思っていて。今はまだOrange Tripのサイトにガイドの人は少ししか載っていないけど、1年続けて12人に、2年続けて24人になっていったら、わかつば(筆者)みたいに一回参加してくれた人が次にサイトを見たときに、「あれ、他にもこんな面白そうな人がいて、面白そうなプログラムやっているんだ!」と思ってもらえるようになる。そういう人が、また新しい友達を連れて大山に来てくれると思うんだよね!

 

 

ーー なるほど、これからですね!

 

まーしー:

もちろん!突き進むよ!!

 

 

人生をかけてやりたいから、超長期的な視点で考えられる

 

ーー Orange Tripの観光プログラム、今まで4回ほど取り組んできたと思うけど、手応えとしてはどう?

 

まーしー:

素直に言うと、集客の難しさは感じている。けど、当たり前だけど最初からたくさん人が集まってくれるとは思っていなくて。だから、今は色んな人と話したりプログラムを作ってみて、いかに一緒に情熱を持ってやっていける人、ガイドとして一緒に取り組んでくれる人を見つけることが大事だと思ってる。とにかく行動している!

 

もちろん結果も重要だけど、それだけに固執するのではなくて、徐々に実績を重ねていってっていう感じ。で、それに共感してくれる仲間を増やしていく。

 

 

ーー とにかく小さくても行動、って感じね。あえて厳しい言い方をすると、集客できなかったりガイドが集まらなかったら、事業としては難しいんじゃないかな?生活のために農業のお手伝いとかをしていると思うけど、その時間を事業にあてたほうがいいんじゃない?

 

まーしー:

短期的に見たらそうかもしれない。けど、Orange Tripは大山に住んでいる人に協力してもらってガイドになってもらう以上、短期的に集中したからといってできるものではないと思う。お互いの信頼関係があって初めて成り立つものだから。中短期的な視点で取り組んである程度の利益を出すことはできるかもしれないけど。

 

こうやって小さく、少しずつはじめていって、協力してくれるガイドの人がどんどん増えていって初めて土台に立てると思っている。大山や大山に住む人の魅力を伝える土台に。だから最初は利益だけに走るのではなくて、しっかり地元の人の気持ちに寄り添いながらやっていきたいそう思えるのはずっとこっちでやっていこうという覚悟があるから

 

いまやっている農業のお手伝いとかも、ちゃんと「自分がこういうプログラムを作りたくて、生活費を稼ぐのはもちろん"大山の暮らし"を身をもって体感するためにもやりたい」と伝えて、理解してもらった上でやらせてもらっている。端から見たら単に生活費を稼ぐために働いているように見えるかもしれないけど、俺にとっては未来につながっているんだよね!

 

 

ーー おお!すばらしい!

 

まーしー:

あと大山というか田舎ならではと思うんだけど、普通こういう仕事って雇う側と雇われ側って関係性じゃん?当たり前だけど笑。けど、大山もそうはそうなんだけど、それより深い、家族の一員になるような感覚なんだよね。距離が縮んで関係性が深まるというか。

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平澤牧場さんで食事会をした時の楽しげな様子

 

 

ーー 入り込みまくっているね笑

 

まーしー:

笑。田舎は都会以上に人とのつながりが強いから。Orange Tripはそんな田舎だからこそ、大山だからこそできる観光プログラムだと思ってる!

 

人とのつながりが大切なプログラムだからこそ、短期的じゃなくて長期的な視点で見て取り組んでいる。最初は地味かもしれないけど、徐々に徐々に、深く広げていく。

 

 

ーー ふむふむ。そういう取り組みやプログラムで言うと、最近は地方創生がけっこうキーワードになっていて、色々ユニークなものもあるよね!

 

まーしー:

うん、ユニークだったり面白いもの、素晴らしい取り組みがある。けど、中には「長期的に見たらどうなんだろう?」と思うものもあって。いま取り上げられたり話題になっている地域活性の取り組みって、けっこう一瞬の盛り上がりがすごい取り組みが多い気がして。

 

色々な地域を見に行って、それこそ成功していると言われている地域も見てきたけど、短期的に盛り上がったから紹介しているだけのことも多いんだよね。行政がお金を出してこれができましたみたいな、ぎりぎり回っているだけなのに大成功に見せていたり。10年20年先はうまくいっているのかな?って思うものもある。

 

 

なんで今それが取り上げられているかっていうと、日本全体の流れで地方にお金が流れているから。でもそれを都会の会社でやっていて盛り上がっていることも多いから、それって結局は都会にお金が流れているだけなんじゃ笑。なんというか、お金を使っているからドッカーンと盛り上がっているんだよね。作り出しているわけではない。

 

もちろん短期的な盛り上がりは重要だけど、それと同時に長期的な目線も絶対に必要。むしろ長期的な目線が土台にないと、短期的な施策は本当にただの打ち上げ花火になってしまう。

 

 

こういう活動って実際に住んでいる人の意識が変わらないと意味ないと思っているから、そこに少しでも影響を与えられるような行動をしていきたい。ただ「お金が投入されて成功事例ができました!」とは言いたくない。都心の会社が行政とだけ一緒になんかやったなぁって、それってリアルじゃないじゃん?

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大山の雄大な自然の前で

 

 

まずは自分が100歩動いて行動で示す。

 

ーー 本当に長期的に考えているね!

 

まーしー:

うん。元々あるものを変えるにはそんな短期間ではできないから。

 

 

ーー あと、とにかく"ひとりでも行動してるな"って思った。

 

まーしー:

うん、行動が大事!

地方って「住民みんなで協力して一緒にやっていこうよ、一丸となって1歩を踏み出そうよ!」というイメージがあるような気がするけど、そうじゃなくて。ひとりでとにかく100歩踏み出してしまったほうが早い。自分が行動で示すと「あれっ、あいつ面白いことやっているな」ってまわりに気がついてもらって、徐々に踏み出してもらえる。

 

何もやっていない人に「一緒にがんばろうぜ」って言われるより、ひとりでガムシャラに100歩くらい進んじゃっている人がいれば「俺もなんかやんなきゃ」って感化されることがあると思うんだよね。行動が大事なんだよね、その中で短期的に見て"失敗"だとしても別に関係なくて、単なる過程に過ぎなくて。その行動って結構見られているし、動いているからこそ言っていることにも説得力が出る

 

 

今の地方創生、地域活性ではいかにみんなで一緒に踏み出すか、合意形成をとるかなんてことが言われていたりするけど、それって遅すぎるしみんながみんな同じなんてことはありえない。だから俺は自分でどんどん突き進んでいま同じ熱量でやってくれるって人と一緒に動いていくって感じかな

 

だから、このOrange Tripもこの人なら面白いし、一緒の熱量でやってくれるなって人とやってる。で、そういう人たちとやって成功事例ができていけば、これまで大山で何かやってみたかったけどできなかった人も自発的に動いてくれるかもしれないし!

 

これからも広がっていくという自信というか確信があるし、人生をかけて取り組んでいく覚悟があるから、人も動いてくれるんだと思う。

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まーしーの背中は頼もしく見える

 

 

ーー 熱いね!最後に、Orange Tripを含め、これからの豊富をお聞かせください!

 

まーしー:

今はまだOrange Tripに載っているガイドの人も少ないけど、徐々に増えていって広がってくると思っている。そうなってから、さらにワクワクすることをやっていこうと思っているよ!

 

別にOrange Tripに"絶対"来てほしいわけでもなくて、それをきっかけに大山にきてもらえればいい!利益を得ることに変に固執はしていないけど、でも目に見える利益を得ることは大切だと思っている。それは、ガイドとして同じ熱量で動いてくれる仲間とハッピーを分かち合いたいから!

 

大好きな大山町に住む人たちとハッピーを分かち合えるよう、これからもガムシャラに突き進んでいくよ!

 

 

ーー ありがとうございました!ワクワクに満ちあふれた、良い顔してる笑

 

まーしー:

でしょ!また大山きてね!

 

 

ーー もちろん!この夏に行くね!

 

まーしー:

サンキュー!!!

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大山の芝にて。中央オレンジがまーしー(右端ドヤ顔が筆者)

 

 

最後に

まーしーの活躍はずっと見て聞いていたけど、改めて話を聞くことでより深く知ることができました。地域活性の取り組みをその地域ならではの方法長期的な視点で考えて、とにかく行動で示して人を巻き込んでいます。これって"地域活性"に関わらず、様々なことでも参考になると思いました。仕事に、スポーツに。

 

三浦に住む僕らも「三浦ならでは」を考えて行動に移していかなければなぁ。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは。

 

 

お話を聞いた人

佐々木 正志(まーしー)

f9f375_c3c14c40255b4698900248cf30ae359a1988年7月23日 東京都世田谷区出身。 早稲田大学人間科学部を卒業後、約二年間広告代理店の営業職に従事。偶然WEB求人で目にした”大山町観光企画プロデューサー職”の募集に、直感的に魅力を感じ大山町へ。はじめて訪れた際、大山の自然、人にに一目惚れし、移住を決意。2015年地域おこし協力隊観光部門として活動。旅行業界唯一の国家資格・国内旅行業務取扱管理者免許を取得。自ら事業を起こすため、1年で独立。今後は、暮らしに触れる観光の新しいカタチを提案していきます。

ブログ:行き当たりバッチリin 鳥取県大山町

まーしーの Facebook Twitter

※Orange Trip等を始める経緯については、こちらの記事こちらのインタビュー記事に書かれています。

※本プロフィールと画像は、「縁ある人と生み出す」より引用しております。