習慣化において"頑張ろう"という気合いほどあてにならないものはない
こんにちは、わかつき(@tsubasa_waka)です。
先日から取り組んでいる"年末までブログ毎日更新します!"プロジェクト(笑)もそうですが、ここ最近友人と生活習慣改善に努めています。
その「習慣化」の取り組みの中で改めて感じたことを、一部書いていきます。
"頑張ろう"という意気込みの無意味さ
本エントリのタイトルも書いたとおりですが、生活習慣改善など新たな取り組みをする際に"頑張ろう"という気合いは本当にあてにならないということを改めて実感しています。
明日から早起きを頑張ろう(≒頑張って早起きしよう)
毎日ブログ更新頑張ろう(≒頑張って毎日ブログを更新しよう)
宣言する際に言うだけで裏に取り組むための工夫があれば別ですが、単なる気合いだとうまくいかないことが多いと思います。よっぽど強い意志を持っていない限り。
なんで"頑張ろう"とスタート時の気合いが継続しないかを考えると、「夢をかなえるゾウ」なんかでは、「未来の自分が目標を達成したときの喜びを先取りしてしまっているからだ」的なことが書かれています。
が、僕はシンプルに、スタート時にいくらテンション高く気合いを入れても、実際に取り組むときは別にそのテンションでいるわけではないからだと思います。
実際に早起きする瞬間って、ただただ眠いだけですからね笑。
では習慣化、つまり新たな習慣づくりにおいては何が重要なのでしょうか。
"具体的な行動をあげる"だけでは足りない
自己啓発本やビジネス本によく書いてあるのは、「具体的にどうするか」を書き出すということ。
たとえば早起きなら、目覚ましを遠くにおいて布団から出ざるを得ない状況を作る、とか。
具体的な行動を実行することでうまく行った行かないを検証していけるんですが、個人的にはこれでも大変だぁと思っています(僕は相当意志が弱いようです)。
他にもよくあるのは、「他人に宣言する」「他人と協力して取り組む」などなど。
「他人に宣言する」は宣言することで"言った以上はやらねば"と精神的に逃げ場をなくし取り組まざるを得ない状況を作るあたりがミソで、「他人と協力して取り組む」は仲間がいることで協働できて励まし合ってみんなでハッピーあたりがミソで。
他にも「達成のご褒美を用意する」なんてのもありますね。
結論から言うと、僕はいずれもうまく行きませんでした笑。どれだけ意志が弱いんでしょう。
今のところ、とっても意志が弱い僕が習慣化において効力を発揮している施策は以下の2つ。
1.既存の習慣と抱き合わせにする
2.罰ゲームをつくる
1.既存の習慣と抱き合わせにする
習慣化の最終形態は、"やらなければ気持ち悪い"と思うくらい定着させることです。
そう考えると毎日の習慣は、歯を磨く、お風呂に入る、ご飯を食べる、など絶対に外せないものがあります。その既存の習慣に取り組む前後に、新しく習慣化したいことを抱き合わせるとこれがうまくいきます。
たとえば、新しく筋トレを習慣化したい際には家で歯磨きをする前にやる、とか。
歯磨きしないと気持ち悪くて寝られないので、必ず筋トレもしてから寝るようになります。(ここで"歯磨きの前に筋トレをする"という施策を忘れない仕組みも必要ですが)
"頑張ろう"という気合い関係なく、既存のルーティンに混ぜ込んでいるだけですね。
2.罰ゲームをつくる
これはわかりやすいですね笑。先ほどの「他人に宣言する」はあくまで精神的な逃げ場をなくす意味で書きましたが、ここに「ミスったら◯◯する」と罰ゲームをつくって、習慣化の取り組みを投げ出すことができない状況を作ります。
僕の場合はいま取り組んでいる「毎日ブログ更新」の罰ゲームが「1日更新できなかったら1人にご飯をおごる」です。
ここでのポイントは、1回ミスったらゲームオーバーという罰ゲームは決して作らないということ。
習慣化は今までできなかったことを毎日取り組むようなもので、当然できない可能性も高いです。確かに1回ミスったらゲームオーバーは強制力としては強いんですが、失敗したらそれで終わってしまうので習慣化という本質からは逸脱してしまいます。
あくまで、失敗を重ねるとじわじわ響いてくる罰ゲームをつくり、毎日取り組むモチベーションを継続させることが大切です。
僕の場合は更新できなければできないほどごはんおごる人数が増えるので、途中で投げ出すことができないのです笑。
"頑張ろう"という気合い関係なく、"やらなきゃまじやばい"って状況なだけですね笑。
最後に
ここ3週間ほどの取り組みの中での気づきを書いてみました。
実は他にもうまくいっている施策があるんですが、友人発案のものであったりまだ検証中のものもあるので、このあたりは許諾を得たり検証が終わって整理したら書きたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
それでは!