僕が考える"おみやげ論"
こんにちは、わかつき(@tsubasa_waka)です。
9月1日〜9月4日と青春18切符を使って、名古屋〜岐阜〜静岡〜熱海あたりをぷらぷらしてきました。
学生のころから新幹線や飛行機を使わない、青春18切符での各駅停車の旅が好きで、社会人になった今でもほぼ毎年使っています。
移動時間をのんびり過ごすのが好きなのと、地名や駅名をひとつずつ見ていくのがワクワクするんですよね。乗り鉄の気質があると思います笑。
さてさて、旅といえばおみやげですが、以前から僕は観光地のおみやげ屋さんに売っているような"THE おみやげ"を買うことに少し違和感を感じます。
所属している組織や団体の方向けに買う際にはお菓子の詰め合わせなんかは便利だなと思いますし、友人や家族に頼まれて買ってくる際もまとめて買うぶん変におみやげに差が出ないので楽なんですが。。。
今回の旅でも同様に違和感を覚えて、改めて自分にとっておみやげとはなんなのか、なぜ違和感を感じているのかを整理してみました。
ひとり旅をするようになってから感じ始めた違和感
僕が"THE おみやげ"に違和感を感じるようになったのは、ひとり旅をたくさんするようになってからです。年の頃でいうと、20歳前後。ちょうど青春18切符を使い倒し始めたころです笑。
大学に入るまでは家族旅行や部活の遠征で各地に行ったり、大学に入って最初のころは大学の夏のプログラムでアメリカはオレゴンにみんなで行ったりしていました。
家族旅行なんかはわかりやすいですが、基本的に観光名所を巡る旅をすることが多かったです。その当時よく買っていたおみやげは、"THE おみやげ"です。なんの違和感もなく。
おみやげって、旅の思い出(ストーリー)をおすそわけするひとつの手段だと思っています。
観光名所を巡る旅行をしていた当時は、観光名所で買った"THE おみやげ"にはストーリーを乗せて伝えることができていました。が、ひとり旅を多くするようになってからは、"THE おみやげ"はなかなかストーリーを乗せにくくなりました。
旅のストーリーを、おみやげに乗せて伝えたい
なんで僕は"THE おみやげ"には旅のストーリーを乗せにくいと感じてしまうのか。
答えは明白で、単に僕が"THE 観光地"をまわるような旅をあまりしないからです笑。
旅先に住んでいる友人に会いに行くことが本目的であることが多いですし、道中あいている時間も観光地にはあまり行きません。
適当な場所で電車を降りて、その街を自分の足で歩き回って、カフェや雑貨屋、古本屋なんかに入ります。夜だったら雑多な居酒屋にふらっと入って、知らないおっちゃんと飲んだりもします。普段あまりコミュニケーションが得意なわけではない僕ですが、旅先ではわりとオープンです笑
だからか、ここ最近よく買うおみやげ(基本自分宛ですが笑)は、旅先で入ったカフェのコーヒー豆、雑貨屋で出会ったよくわからない小物、古本屋で掘り出した本。
今回も、岐阜の友人のご実家に泊まらせていただくので、おみやげを買って行きました。
愛知県千種にある古書カフェ「リチル」で買ったコーヒー豆と、同じく千種にある雑貨屋「sahan」に置いてあったほうじ茶。
リチル
お店の雰囲気やそこまでの道のり、そのお店を訪れた理由、なぜそれをチョイスしたのかなど、僕の旅のストーリーを添えてお渡ししました。
両方とも喜んでいただけましたが、何より一番盛り上がったのはこちら。
しかもこれ19号(昭和28年)とめっちゃ古く、平塚らいてうが載っていたりと歴史を感じます笑。
ご家族でとと姉ちゃんが好きだったみたいで、「あー!これ〇話出てくるやつじゃん!!」と大盛り上がり笑。シマウマ書房で何気なく買ってみた暮しの手帖がまさかこんなにも喜んでいただけるとは思いませんでしたし、何があるかわからないですね笑(せっかくなので、おみやげとしてプレゼントしました)
これからの旅では、立ち寄ったお店でなんとなく惹かれたものも買って帰ろうかなと思います。
最後に
と、いうことで、今回旅をする中で感じたおみやげへの違和感と価値観をまとめてみました。
また旅への価値観が変われば、おみやげへの価値観も変わってくるかもしれませんね。
友達のご実家のハンモックにて。
それでは!