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現場の"リアル"とは何なのかを考えていきたい

 

こんにちは、わかつき(@tsubasa_waka)です。

 

12月6日にVR機器「Oculus Rift」を提供するOculus社から、ハンドコントローラー「Oculus Touch」がついに発売されました。今日は話題のVRに関することを。

 

 

場所を超越できるVR

Oculus Touchは超簡単に言うとVR空間内で手を動かせるリモコンです。

以前HTC Viveを体験しましたが、VR空間の完成度が高いと自分が本当にその場にいるかのような没入感があります。

 

Oculusが提供するアプリ「Toybox」のデモ映像見るとわかるように、自分の分身とも言うべきアバターをVR空間内で動かすことができます。本物の自分の手のように。

 

こうなるとVR空間内でスポーツやゲームができるだけでなく、物を触って買い物したり映画館にいったりと、日常生活の多くを再現できてしまいます。

では、コミュニケーションという点ではどうでしょうか。

 

 

ソーシャルメディアのようにVRもコミュニケーションを大きく変える

これまでのテクノロジーの発展によるコミュニケーションの変遷を見ると、電話やメールで距離が近くなり、ソーシャルメディアの台頭で情報量が増えてかつ濃密になりました。

ただそれでも二次元的な発展にとどまり、「画面の向こう側」感は残っていました。

 

これがVRの登場で大きく変わっていき、距離が離れているのに「目の前にいる感」が感じられるようになるでしょう

 

以前、VRによってフィットネスやトレーニングの楽しみ方、スポーツ観戦の価値が変化していくのではないかと書いてきましたが、コミュニケーションにおけるパラダイムシフトも起こります。

参考:「狩りにいこうぜ!」のノリでフィットネスジムに通う日がくるかもしれない

参考:VR/ARの発展普及とスポーツ観戦体験の変化について

 

 

触覚や嗅覚なんかも再現されていくと思いますし、そうするとふと思うのが、いよいよ人と直接会う必要がなくなってくるのではないかということ。だって「会ってる感」は作り出せるわけですからね。

 

 

ただそれでも僕は、生身の人間が生きている以上、直接対面することは重要だと思います。直接対面することの何が重要なのか、がイマイチ自分の中で言語化できていませんが、直接会うことでしか作用しない第六感というか僕ら人間に埋め込まれた感性のアンテナを折ってはいけないような気がしてならないんですよね

 

阿吽の呼吸といわれるように何もいなくてもわかる感覚的なものなのか、気まずさや心地良さといわれるような空気感なのか、「この人すごい人だ」と直感的に感じるいわゆるオーラなのか。

 

現場で感じる"リアル"とは何なのか。

 

 

最後に

けっこう最近モヤモヤと思っていたことを書いたら、だいぶふわっとした感じになりましたね。

 

以前書いたように、テクノロジーの変化で"当たり前"の価値観は変わってしまいますが、その中で変わらない普遍的なものをしっかりと考えていきたい、というところを本エントリの着地にしましょう。

参考:テクノロジーの進化の先にある”当たり前”の価値観の変化を理解することの重要性

 

"しっかりと"というこれまたふわっとした表現が、ミソです。

 

それでは!