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人生最後に住む街として三浦を考えてみた

こんにちは、わかつき(@tsubasa_waka)です。

 

僕が三浦海岸に移住してから早1年と4か月が経ちました。

 

移住とはいえ勤務地は原宿で毎日通勤していて、休日に友人を呼んで海水浴をしているだけの暮らしですが、「移住促進」と「地域活性」は引き続き僕にとって興味がある分野のひとつです。

 

三浦の友人に話を聞いてみたり鳥取に移住して活動している友人のところへ何度も訪れたり、たまに金谷に行ってみたりとできる範囲で動いてはみています。

参考:地域活性は自分が100歩動くことからはじまる。地域おこし協力隊を1年で卒業した友人に話を聞いてきたよ!

 

 

先日は広島出張から少し足を伸ばして福山にあるコニュニティハウス「umbrella」に伺ってマチオモイ帖展を見てきました。

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展示してあった各地のマチオモイ帖は個性が溢れていて、作品として気になったものは、そのまま街のことまで気になって訪れてみたいなと思う、とても良い企画だなと感じました。

 

 

移住促進や地域活性は面白いなと思いつつ、中長期的な視点で考えないとうまくいかないことが多かったり、簡単にはいきません。そこに住む人々の暮らしを変えようとするものですし。僕自信もこの1年と4か月で実体験として実感してきてもいます。

 

と前置きが長くなりましたが、久しぶりに三浦における移住や地域活性について少し考えたことがあったので書きたいと思います。

 

 

若い人の移住促進が難しいならば

三浦市は、神奈川県唯一の消滅可能性都市と言われています。

・人口減少、高齢化 ・空き家の増加 ・宿泊客が少ない ・埋立地の活用 ・債務問題

などの問題を抱えていて、三浦だからこそできることを考えていくことが重要だと思っています。

参考:通える田舎 三浦市だからこそできることを考えよう

 

 

三浦市は若い世代が減り高齢者が増えている地域です。対策として三浦市トライアルステイなど移住促進施策を行っていますし、民間レベルでも多くの人が積極的に活動を行っています。僕自身も、移住に関しては簡単な意見を書いています。

参考:できる範囲で移住してみるといいよ!

 

 

ひとつひとつの取り組みが素晴らしいと思う一方で、三浦市が将来どうなっていくのだろうかと具体的な姿が想像しにくいなと感じているのも正直な感想です。僕が実際に見た地域や記事であがってくる地域ほど若い人が移住してきているとも感じられません。(だからこそ、これから頑張りがいがあるともいえますが)

 

そこでふと考えたのは、三浦への若い人の移住促進が難しいならば、振り切って高齢者の移住促進をしてみてはどうかということ人生最後に過ごす場所として

 

 

人生最後に住む街としての三浦

終活というワードが一時期取りざたされましたが、終活視点で移住促進を行っている地域があるのかとちょろっと調べてみると、沖縄が取り組んでいました。

沖縄移住と「終活」|沖縄県メモリアル整備協会

参考:http://oki-memorial.org/last_activities/immigration

 

三浦は、半島のさきっちょにあるため海から昇る朝日と海に沈む夕日の両方を見ることができ、大げさに言えば一日で誕生と終焉の両方を感じることができる地域です。都心部からほど近くながら手付かずの自然があり、どこか昔懐かしい町並みが残っている地域です。

 

食べ物も美味しいですし、ご近所の繋がりが色濃く残っています。もっというと、人情あふれる温かい(いや熱い)人が多く、それでいてのんびりしています。時間を忘れてゆったり過ごせる地域です、都心部からほど近くて。

 

これから増えていく高齢者をしっかりサポートする仕組みができて、最期をみんなで送りとどけていけるコミュニティ(文化)ができていくのであれば、三浦は「人生最後に住む街」として、人が集まる地域になるかもしれません。

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最後に

移住促進や地域活性を若い人対象でしか考えられないことが多かったので、視野を広げるためにやや極端な意見を書いてみましたが、案外おもしろい着想を得られました。

 

僕自身が「人生の最期をどう過ごすか」というトピックに関して興味を持っているからかもしれませんが笑。

 

それではノシ